好きなことが分からない原因は「嫌なこと」の麻痺?感情を取り戻す方法

好きなことが分からない原因は「嫌なこと」の麻痺?感情を取り戻す方法 身体からのアプローチ

「やりたいことが見つからない」「自分の好きなことが分からない」——そう悩んで立ち止まってしまう方は少なくありません。

実は、「好きなこと」が分からない方の多くは、自分の中の「イヤなこと」が分からなくなっているのが根本的な原因です

今回は、なぜ「好きなこと」が分からなくなってしまうのか、そのカラクリと、身体の感覚(センサー)を取り戻して人生を変容させていくためのアプローチについてお伝えします

悩みが分からない人が抱える「我慢の麻痺」

私のカウンセリングやコースにお越しになる方は、別に明日の生活に困っているわけでも、命の危機にあるわけでもありません

しかし、コースの初回で「今、何か困っていることはありますか?」とお聞きすると、多くの方が「別に困っていることはありません」とおっしゃいます

10万円という決して安くはない投資をして、マンツーマンの講座を受けてくださっているにもかかわらず、です

講座を申し込まれている以上、心の中には「何かを変えたい」「現状から抜け出したい」という強い想いがあるはずです。それなのに困りごとが出てこないのは、それだけ普段から不満を感じないように、問題を起こさないようにと、必死に我慢して頑張ってこられたということなのです

悩みの正体は「嫌なことを我慢し続けていること」

あらゆる悩みの根底には、「イヤなことを我慢し続けている」という事実が存在します

そして、我慢し続けていること自体を見ないように、感じないように感情を抑え込む——これこそが「生きづらさ」の元凶です

嫌な状態が当たり前(常態化)になってしまうと、人は自分の「イヤ」という感情にすら気づけなくなっていきます

我慢を続けると「身体のセンサー」が壊れていく

嫌なことを我慢し続けると、心だけでなく「身体のセンサー」も麻痺していきます

「好きなことが分からない」状態に陥ってしまうのは、我慢に我慢を重ねて心と身体を麻痺させた結果、「イヤなこと」を感じ取るセンサー自体が壊れてしまっているからです

「嫌なこと」を感じられない状態のまま、いくら「好きなこと」を探そうとしても、センサーが動いていない以上見つけられるはずがありません

「好きなこと」は頭で考えても絶対に分からない

「好きなことが分からない」と悩んでいる方に、ぜひ知っていただきたい事実があります

そもそも、好きなことというのは頭で「わかる」ものではありません

  • 思考(あたま): 前頭葉が担当。論理や分析を行うが、「好き・嫌い」の指針は持っていない
  • 感覚(身体・ハート): 好き・嫌いを直感的に察知するセンサーが存在する

「わかる」という作業は、脳の前頭葉を使った「思考」です

しかし前頭葉には「好き嫌い」を判定する機能がそもそも備わっていません

どれだけ頭で「自分の好きなものは何だろう?」と考え込んでも、答えが出ないのは当然です

「好き」という感覚を教えてくれるのは、頭ではなくいつも「身体」です

身体のセンサーに気づけるか、気づけないか
違いはたったそれだけです

あらゆる悩みは「嫌だ」に気づき、止めることから変わる

人生を前進させるために本当に必要なのは、無理に好きなことを見つけることではありません。まずは気づける「身体」を取り戻すことです。

気づける身体になるためのステップはシンプルです。

  1. 我慢をやめる
  2. 自分の中の「イヤだ」という感覚に気づく
  3. その「イヤなこと」を一つずつ止めていく

人間関係、夫婦・親子関係の摩擦、お金が稼げない、仕事が続かない、人の顔色ばかり気にしてチャレンジできない……

一見バラバラに見えるこれらの悩みも、やるべきアプローチはすべて同じです

イヤなことを我慢しているから、抑圧された感情に振り回されます

イヤなことを我慢しているから、他人に不寛容になり、心や身体を壊してしまうのです

「イヤなこと」を見つけて止めること

大抵の悩みは、これだけで解消に向かいます

心と身体の両面から「自分を取り戻す」トレーニング

私が提供しているコース(前半:「コンシャス・トレーニング・コース」)では、徹底してこの「トレーニング」を重視しています。

単発のセッションとは異なり、3ヶ月という時間をかけて二人三脚でじっくり進めることで、自分一人では気づけない深い部分まで探っていくことができます

行っているのは、一言で言えば以下の練習です

  • 自分の「感情」や「思考」を適切に認知すること
  • それらの感情や思考に「居場所を作り」「距離を取る」こと

文字にするとシンプルですが、長年培った「我慢の癖」や「自己流のパターン」があると、案外ポイントを外してしまうことが多いものです

そのため受講生の方には、一人ひとりの状態に合わせた添削を行いながら、実践していただいています

「イヤだと感じてもいいんだ」「イヤと言っても大丈夫なんだ」ということを、知性(仕組みの理解)と体感(身体の感覚)の両方で理解したとき、人は深い部分から人生を変容させていきます

まとめ:「イヤだ」を感じる自分に許可を出そう

まずは今日から、「イヤだ」と感じる自分を許してあげてください
そして、小さなことから我慢を解除していく練習を始めてみましょう

ほんの少しのコツとサポートがあれば、感覚を取り戻すプロセスはぐっと容易になります
焦らず、一つひとつご自身の心と身体の声に耳を傾けていきましょう

次回の募集案内や、自分の身体のセンサーを整えるためのヒントやワークは、メルマガにて優先的に配信しております、ご興味のある方は、ぜひご登録ください

堀江さなえメルマガ

「イヤだ」がわからなくなっているなら
我慢に慣れすぎて、自分の「イヤだ」が分からなくなっていませんか
カウンセリングでは、その感覚を少しずつ取り戻していくお手伝いをしています

あわせて「特に不満はない」のに生きづらい記事「嫌いじゃない」の心理についての記事もどうぞ!

セッションの詳細を見る

タイトルとURLをコピーしました