「やりたいこと」が見つかったと思っても、掘り下げていくとまた分からなくなる——そんな経験はありませんか
実は「やりたいこと」は、一発で当てにいくものではありません
ここでは、着実に近づいていくための4つのステップをお伝えします
※「そもそもなぜ、やりたいことが見つからないのか」が気になる方は、先にこちらの記事もあわせてご覧ください
なぜ「やりたいこと」は一発で見つからないのか
自分の欲求から出てきた行動(内発的)であれば持続性がありますが、周囲の期待や評価、世間的な「こうすべき」に応じた行動(外発的)の場合、やる気は続かず、挫折や停滞につながりやすいものです
ただ、一番厄介なのはここからです
本人ですら「内発的な欲求」「心から願っているはずのこと」だと思っていたものが、もっと掘っていくと、実は「やりたくないこと」だったとわかってしまう瞬間があります
これ、ほんとうに厄介というか、がっかりしてしまうのですが……
「やりたいことがわからなかった私が、ようやくつかみ取った『やりたいこと』なのに、これすらも違うんですかぁぁぁ!!」
という悲痛な声を聞くことも、実際にあります(その気持ち、すごくわかります)
そうなるともう、どうしていいかわからない、と思いたくもなりますよね
かくいう私自身も、そんな経験を何度も繰り返してきた張本人です
写真を撮ったり、アクセサリーを作ったり、カバンを作ったり、いろいろやっては違ったな、と右往左往してきました
では、どうすればいいのかというと
——「やりたいこと」を一発で仕留めにいこうとしないこと、なのです
ステップ1:「やりたくないこと」を知る
まず大切なのは、「やりたい」を探すよりも先に、「やりたくない」を明確にすること
消去法のように見えるかもしれませんが、自分の心地よさや、大切にしたい価値観を浮かび上がらせるための、とても大切な作業です
「イヤだ」は、あなたの大切な輪郭です
ここがあいまいなままでは、自分を幸せにすることはできません
ステップ2:「違った!」を必要以上に恐れない
「これかもしれない」と思ったら、まずは小さく試してみて
続けるうちに「やっぱり違うな」と思うこともあります
でもそれは「失敗」ではなく、大切な「自己理解」の一歩です
私自身も、いろいろやっては違ったと気づき、方向修正を繰り返してきました
でも、その「違った!」の積み重ねが、少しずつ自分の目指す道を描いていく、大切なプロセスでもあるのです
ステップ3:感情と身体の声に耳を澄ます
そして、あの頃の自分に一番教えてあげたいのが、このステップ
「これかもしれない」と試してみたら、自分の気持ちや体の感覚を確認してみてください
- うまくできないな、でも楽しいな
- 難しいな、よくわからないな、でももうちょっとやってみよう
そんな感じなら、続けてみて大丈夫です
呼吸が楽になる、視野が広く感じる、あたたかく感じる、というのも良いサインです
逆に
- なんだか気が乗らないな
- 無理をしている気がするな
- 「えいっ」と力を入れないとやれない感じ
そんな感覚があるなら、やりたいこととは違うのかもしれません
呼吸が浅くなる、肩や背中が重く感じる、視野が狭く、ぎゅっとする感じがするなら、「違うよ」のサインかもしれません
そこに緊張があるようなら、何かが違う可能性が高いです
「楽しい」こと以上に、「体が安心できる」ことが大切です
私自身、これがなかなかわからなくて、相当苦しくなるまで「違う」ということに気づけませんでした
ステップ4:「やりたいこと」は変わっていい
特に日本では、「変わらないこと」が「良いこと」として教えられてきました
石の上にも三年、雨だれ石を穿つ、という言葉もあります
昭和の時代までは、「昨日はやりたかったけど、今日はもう違う」と言うと、飽きっぽい、ものにならない、移り気だと、まるでダメなことのように言われてきました
そういう価値観があってもいいのですが、「途中でやめてはいけない」という考え方は、移り変わりの激しい現代においては、デメリットの方が大きいのではないでしょうか
人は変わります
成長や経験によって、年齢や住む場所、出会う人によって、さまざまな要因で変わっていくものです
それは、まったく自然なことです
やりたいことが変わったとしても、それはダメなことではなく、進歩の証です
まとめ:やりたいことは、少しずつ的が絞られていく
「やりたいこと」をピンポイントで当てにいこうとする(そして、それが一生続くと思い込む)のではなく、自分にたくさんの経験を積ませてあげることで、少しずつその的が絞られていく——そんなふうに捉えてみてください
そして、自己探求・自己理解をあきらめないでほしいのです
自己探求、自己理解こそが、自分の人生を自分らしく生きる、自分の人生を納得して進めていくための道のりです
一人での自己探求に行き詰まったら
「やりたくない」を書き出しても整理しきれない、体の感覚がよくわからない、という方は、カウンセリングで一緒に紐解いていきましょう!
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