ある程度の年齢になると、「友達を作るのが難しい」とよく言われます
でも私自身は、そこにあまり苦手意識がありません
コミュニケーションが得意なタイプではないのですが、どこでも割と人と関われています
そして、例え仲良くなれる人ができなくても、一人で心地よく過ごせます
それはおそらく、「コミュ障」で「ボッチ」な自分を、そのまま受け入れているから
「コミュ障」で「ボッチ」な自分を否定せずに居られるから、なのではないかと考えたのでした
自分を否定していると、なぜ人が離れていくのか
「コミュ障」で「ボッチ」自分を、ダメだと否定していると、自分自身にどんどんダメ出しをしてしまいます、自分を責め立てていると、身体は緊張状態になります
緊張状態でいると、視野が狭くなり、「逃げるか戦うか」という臨戦態勢に入ってしまいます
そうなると、「仲良くなる」という状態からは程遠くなってしまうのです
臨戦態勢の雰囲気の人に、話しかけたいと思う人はあまり居ませんね
「人が怖い」「人が苦手」と感じている時、実は「恐怖に支配されている状態」なのです
身体そのものが緊張状態になっていることが多く、その結果、話しかけてくれる人が減り、周囲の警戒心も無意識に高めてしまいます
逆に、「コミュ障」で「ひとりが多い」自分、「人が怖い」「人が苦手」な自分を受け入れられていると、心は安心した状態になり、周りに開かれます
安心は伝染する
人の自律神経(交感神経)は、周囲に伝染すると言われています
安心した人がその場にいると、その場全体に安心感が広がります
安心感のある場所では、人は心地よく、自然に人とつながることができるのです
ですので、「コミュ障でひとりが多い自分はダメ」「人が怖い、人が苦手なんて思ってはいけない」——そうした自己否定の思考パターンを見直していくことは、友人作りにおいても、実は有効な対策になります
もう一つの原因:「好き」の体感が薄れている
友達ができにくいことのもう一つの背景として、「好き」という感覚そのものが薄れている、ということも考えられると思うのです
転職をするときも、新しい学びを始めるときも、サークルやボランティアに参加するときも、あるジャンルの「枠」に入りたいと思うのは、実は「好き」という感情の発露です
「どこかに属したい」「誰かとつながりたい」というのは、一種の意思表明です
「私は、これに興味・関心があります」という表明そのものが、実は少し勇気のいる行為でもあります
だからこそ、多くの人がそれを避けてしまいます
それは、過去の経験の影響で「やらない」という選択を無意識に取っているだけなので、その選択肢を変えていきたい場合は、カウンセリングでその背景を紐解いていくこともできますよ
なぜ「思考」だけでは、好きなものが見つからないのか
「好き」の体感が薄いと、どんなコミュニティを探せばいいのか、どんな発信をすればいいのかが分からなくなります
これも、友達を作るのが難しいと感じる原因の一つです
「楽しい」「好き」という体感がしっかりあれば、進むべき方向は自然と見えてきます
多くの人は、「思考」ばかりで答えを探しすぎています
思考は、新しいことやチャレンジを嫌う性質を持っています
そのため、新しい世界に飛び込むときに「思考」だけで判断しようとすると、なかなか動けなくなってしまいます
思考は、「やらない理由」を持ってくることが得意な機能だからです
「思考」に頼りすぎると、「役立つ」「便利」「有用」といった基準ばかりで物事を選んでしまい、結果として、まったく楽しくないという状態になりがちです
「体感」を鍛えるには、何をすればいいのか
こういう話をすると、「運動やヨガをすればいいですか?」と聞かれることがよくあります
しかし実際には、運動をしていても「体感」を封じ込めてしまっている人は少なくありません
運動をしているからといって、それだけで「体感」が育つわけではないのです
その人の身体と心の状態によって、今、何が必要かは人それぞれ変わってきます
- 休むことが必要な人もいれば
- 動くことが必要な人もいる
- 「無駄な思考」の棚卸しが必要な人もいれば
- 身体の反応を俯瞰する必要がある人もいる
まとめ:友達ができない原因は、緊張と思考への依存にある
「大人になって友達ができない」という悩みの背景には、多くの場合
- 自分を否定していることによる、身体の「緊張状態」
- 「思考」に頼りすぎて、「好き」という体感が薄れている状態
この2つが関わっています
自分を責める前に、まずはこの2つの視点から、自分自身を見てみてくださいね
自分に必要なアプローチが分からないときは
何が今の自分に必要なのか——休息なのか、行動なのか、思考の棚卸しなのか——は、一人ではなかなか判断がつきにくいものです。
セッションでは、あなたの状態に合わせて、必要なアプローチを一緒に見立てていきます
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