昨日の記事↓

なんか、カウンセラー仲間の反応のほうが多くて、ちょっと驚いたよね
そもそも、心を専門にする方ではなく一般の方が、なんで感情を扱う話をするのかというと、
1.感情に困っている方が多いから
2.「生きにくさ」「生きづらさ」「苦しみ」を解消する方法だ(と言われている)から
ってのが多いのかな、という気がする
まず1.の感情に困っている方が多い、というのは、本屋さんのアンガーマネジメント、感情マネジメント、怒りのコントロール、みたいな本の多さや、近年のHSP関連本で表出する、生きにくさ、生きづらさの表現から読み取ってるんだけど
感情めんどくさい、感情は厄介、どうにかしたい、と感じてるならば、それは「反応的な感情(Reaction)」のことです
そして人類の99%は、この「リアクション」でしか、人と接していません
会社の同僚に、仕事が遅いと言われた(ムカッ)
夫に、まだ寝てるの?って言われた(イラッ)
いつも私がやってあげているのに感謝もしない(イライラ)
私だけ忙しくてバカみたい(悲しみ&無力感)
このリアクションは、ただの反応
脊椎反射に似た、とっさに浮かび上がってくる反応です
そして、その何も考えてもいない、ただの反応によって返答してしまうと、おわかりかと思いますが、大抵は険悪になったり、喧嘩に発展したり、してしまいますよねぇ
それを避けようと思って、ぐっと言いたいことを我慢して、仕事帰りに友だちに愚痴を言ったりして憂さ晴らしをしたりして解消するわけですが、改めて思い出していただきたいのは、これはただの「反応」リアクションです
なにか出来事があった時に、どんなリアクションを取っているのか?
仕事が遅いと言われたら「うっせえわ!」とキレる、キレキャラ芸人なのか
いつも私ばかりが犠牲になって..という、悲劇のヒロイン芸人なのか、そのあたりは、人によってキャラ設定が違うと、芸風が違ってくるわけです
え?芸風なの?と思った?
うん、自分で好き好んでその反応をしているわけなんですよ、性格でもないよ
その反応パターンは、あなたの「リアクション芸」です
大体、人と険悪になったりするのは、この反応の応酬によってやり取りをしているからです
ムカッときて、「うっせえわ!」と打ち返して、だいたいいつもあんたはさと、向こうも反応で返してきて..
なんのためにこんな芸を身に着けたのか
それはね「防御」なんです
だから正確に表現すると「感情的防衛反応」なんです
続くわね(多分)